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ビクトリアフォールズ滝下からザンベジ川を下る

 

ビクトリアフォールズの滝の直ぐ下流(ビクトリアフォールズ橋の下)からザンベジ川下りSOBEKが運営されていた。ザンベジ川渓谷のジグザグを下る一泊二日の旅。

SOBEK


ビクトリアフォールズ | SOBEK | Livingstone | Victoria Falls Town (Zinbabwe) | Gallery - Victoria Falls

 

【ソーベックSOBEK(ザンベジ川ラフティング)1泊2日コース体験記】

 ”SOBEK”、この意味は特に確認しなかったがラフティング、いわゆる川下りの名称と理解していた。ソーベックは日帰り、一泊二日(K.990、USD200)、そしてカリバ湖まで下る一週間のコースが用意されていたが、我々はザンビア側から1泊2日のコースに参加した。この川下りはジンバブエ側からも運営されており、途中で一緒になった。国境線上の同じ川を下っているのであたりまえなのだが。

レインボーロッジの近くにSOBEKの事務所があり、出発に先立ちオリエンテーションが実施され、ゴムボートでの川下りテクニック、つまり重心の取り方を一通り学んだ。

ザンビアは一般的には熱帯サバンナ気候であるが滝周辺は滝の吹き上げる噴霧によって熱帯雨林気候のような植生になっている。そんなところから、乗船前、丘の上からゴムボートをみんなで担ぎながら川面へ降ろす。これが結構大変な作業である。それから眼鏡が飛ばされないように紐で結び日射病にならないように帽子をかぶり、川に落ちても大丈夫なようにライフジャケットを身につけ乗船する。水に濡れては困るもの、カメラ貴重品などは弾丸ケースを利用した防水ケースに入れた。定員7名のゴムボートに乗船開始!


一之瀬

 ゴムボートがビクトリアフォールズを横目に川面をゆっくり滑り始め、事前のオリエンテーションで教わったクルージングテクニックを練習する。これは瀬を通過するときにかけ声と同時に波頭の方へ乗船している全員で体重を移動するのだ。こうしないと軽いボートゆえ、簡単に転覆してしまう。

ビクトリアフォールズ下流はザンベジ川が浸食して造った渓谷なので谷底をクルージングしていることになる。どこも切り立った崖で人を寄せ付けない景観がつづく。瀬を下るときは先のようなかけ声とともに水しぶきを浴びながら、時に歓声ともわからぬ声を挙げながら踏ん張る。瀬と瀬の間は非常にゆったりとしたクルージングで水流に身を任せて下る。


二之瀬

  あまりにも急流かつ河原がある瀬などはみんなでボートを担いで陸送することもした。河原がない急流の瀬は下るしかない。その度に数人がザンベジリバーの餌食となった。

昼食は用意してきた(用意されていた)サンドイッチの材料を河原に並べてそれぞれパンを持ちブッフェスタイルの食事をとった。こういうところで食べるものはなんと美味しいことか。

このようなザンベジ川との格闘を続けて陽が谷底へ届かなくなった頃、一日コースの終点についた。1日コースの参加者はここでボートを下り、谷底から急斜面を上って帰っていった。

我々はここの河原でキャンプ。ボートに乗ってかけ声と共に体重を移動して瀬を乗り越えあとは次の瀬がくるまでのんびりとクルージングというそれほどハードではなかったがそれぞれ心地よい疲れと空腹感をもたらした。


河原で夕飯、そして野宿

 夕食は昼食同様河原で食べた。河原に設営されていたニッパ椰子の小屋でカレーのようなシチュウのようなものが用意されていた。あまりはっきり覚えていないがとにかく美味しくいただいた。デザートも勿論ザンビア産のバナナやオレンジなど喉を潤すには最高だった。

当然ながらベッドなどないので石が転がる河原で寝た。なるべく平らな岩場を探してライフジャケットを下に引き寝たのだがさすがに朝起きてみたら身体の節々が痛かった。水道などないのでザンベジ川の水で顔を洗い歯を磨いた。

左の写真は夕食の様子、中はランチのときだろうか、休息の1コマ。右は二日目が終了して谷底から上って来たところ、SOBEK事務所前のは出発前、最後のはかなり疲れた様子(レインボーロッジにて)。


一泊二日のザンベジ川下り


  


リビングストンのお天気


リビングストンの位置

地図北側がザンビア、南側がジンバブエ、地図には表示されていないが、西側にボツワナ、ナミビアのとの国境がある。カズングラからナミビア・ウォルスベイへ繋がっている。ルサカから南西へ480kmの距離にある。

Livingstone


写真

カメラはTさん所有の生活防水タイプのオリンパスAF-1かその前のモデルを携帯し、当時所有していたCanon AE-1PはSOBEKが用意した弾薬庫(防水)に入れて携行した。